徳山でこだわりの石臼挽き手打ち蕎麦が食べられる│手打ち蕎麦にっぽん
Tokuyamap編集長、箭内です。気温が上がってくると食べたくなるのが冷たい麺類。
うどんや冷やし中華も良いけど、銀南街には美味しい手打ち蕎麦のお店があるんです。東京に比べるとお蕎麦屋さんが少ない印象の徳山エリア、これは要チェックです!
銀南街の人気店 手打ち蕎麦にっぽん
井筒屋のお隣にある和風な入口が、手打ち蕎麦にっぽん。
2017年11月にオープンし、お昼時には満席になる人気のお店です。
名店で修行したご主人が毎日お店で手打ち
手打ち蕎麦にっぽんの代表豊永さんは若宮町で生まれ、商店街で育ちました。
さらにお父様がこのあたりで寿司屋をやっていたこともあり、お店をやるなら地元で、という想いがずっとあったそうです。
兵庫県にある蕎麦の名店「芦屋土山人」で3年間経験を積み、帰ってきました。芦屋本店と東京店で多くを学び、当店のレシピに活きています。
芦屋土山人では、職人たちが全国の蕎麦を食べ比べして、常に美味しい蕎麦を模索するのだそうで…。
そこで越前そばに出会ったんです。蕎麦の香りが強く、一年を通して美味しく食べることができるお蕎麦です。
越前そばは、蕎麦の実を蕎麦殻まで挽き込んでそば粉とするため、より風味が強く、黒っぽい蕎麦となり、この蕎麦を強力粉をつなぎに茹で上げた冷水にさらす。wikipedia-越前そば
こだわりは福井県産のそば粉を使った越前そば
手打ち蕎麦にっぽんは、福井県産の石臼挽きそば粉を使った越前そばが食べられるお店です。
「石臼挽き」は、ゆっくり長時間かけて製粉するため熱が出にくく、玄そばが本来持っている味や香りを損ないません。しっとりしていて、手打ちしてもつながりやすくなります。株式会社カガセイフン-石臼挽きと機械挽きの違い
せいろ(ざるそば)とつけそばがあり、季節ごとの素材を使った限定メニューも魅力的。取材に伺った4月上旬にはたけのこの天ぷらがありました。
ランチは定食セット 夜は晩酌セットでたっぷり楽しめる
営業時間が午前11時~午後8時半までで、中休みがないのがとても便利です。
少し遅めのランチや、早めの夕飯など幅広く利用できます。
手打ち蕎麦にっぽんでは、通常メニューのほかに定食+お蕎麦が1000円前後で食べられるランチメニューや
お酒、いたわさ・唐揚げなどのおつまみ、〆の蕎麦がついてなんと1800円の晩酌セットがあります。
オープンしてやっと1年、慣れてきたので営業時間を長くしました。お蕎麦はやはり暖かい季節のほうが人気なので、これからの季節は多くの方で賑わうと思います。
暖かい季節に冷たいざるそばでつるっとのど越しを楽しむもよし、冷えるときに温かいおそばで体を温めるもよし。
たまには一人で蕎麦呑みなんていうのも乙なものですね。