「ずっと一緒だよ」の想いを込めて 子どもに贈りたい一生ものの「デスク」
ライフタイムコストの高い上質な家具をお届けします。「手作り家具工房きくや」店長の田中です。ここではきくやで手作りしている家具の特徴やデザインをご紹介します。
きくやが提唱する「上質で長く使える家具」で、安価ではないけども買い替えがない分結果的にお得といえる家具のことです。天然木で流行に左右されにくいシンプルなデザインなので、インテリアにも映えますよ。
天然木のデスク 特徴とこだわり
最大の特徴は、天然木と体に害のない植物由来の自然塗料を使って、削りなおしながら一生使える家具だということです。
「きくや」こだわりの天然木
楢や栗、タモ、サクラなど広葉樹の無垢材を主に使って家具を製作します。
広葉樹はとても成長が遅く、家具材に使える太さになるまでに100年近い年月を要し現在は世界的に見ても希少で価格も高騰してきています。
では何故わざわざそのような材料を使うのかというと、答えは一つ「永く使って頂きたいから」です。
広葉樹は成長が遅い分内部の密度が高く、成長の速い針葉樹と比べると遥かに堅く、また湿気に対しての伸縮が少ないので狂いが少なくて強度の高い家具を作ることが出来ます。
天然木を最大に生かす加工もこだわり
そして更にその家具の寿命を延ばすために、きくやでは自然塗料による仕上げを行います。
通常の有機系塗料(シンナー系)を使用すると約10年で塗装の表面膜が劣化しひび割れや白化が起きて使用に耐えなくなっていきます。また硬化している膜を剥離するために素手では触れないような大量の薬剤を使う為費用的にも健康的にも再塗装は難しく先々では処分せざるを得ません。
一方自然塗料は木材そのものに塗料を含ませていくため表面に膜を張らず簡単にメンテナンスや削り直しが出来ます。もちろん手触りも木の手触りそのままでサラサラ・スベスベで湿気が多い時期でもベタつきません。
天然の植物油由来の塗料でアレルギー物質を含まないので健康に害がなく安心してご使用いただけます。
詳しい話は、こちらに記載しておりますのでご覧ください
↓↓↓
http://www.kikuyakagu.co.jp/care.html
西洋のアンティーク家具が今でも使える理由は↑の条件を満たしているからで、削ったり修理をしながら受け継いでいくことが出来るからなんです。
デザイン
デザイン設計、天然木の加工など私自身が行います
デスクは、お祝いの品としても人気が高いのですが「子供のころ使ってた机って今も使っていますか?」とお聞きすると多くの方が
「高校に上がるときに捨ててしまった。」
「実家の自分の部屋に残ったまま」
という風に答えられます。
では、なんで皆さん長く使えないのでしょうか?
その答えの多くは
- 子供っぽい
- 傷だらけで使える状態じゃない
この2つが殆どを占めます。
じゃあ大人になっても使える机ってこの2つをクリアすれば良いって事ですよね?
きくやの「天然木のデスク」は、親御さんが羨ましくなるくらい(笑)上質でシンプルなオシャレさを目指しています。
例えば上の写真のデスクは、お父さんと子供が並んで使える長~い机が欲しいというご要望を受けて製作しました。
サイズは、長さ2m幅65cmの水目桜のロングデスク(参考価格¥180,000税別)
※材質やデザインで価格は変動します
2つ目にご紹介するこのデスクは、デスクセットというイメージで本体・ワゴン・本棚をセットで製作しました。
こちらはきくやのベーシックなデザインで20年近く一番人気の超ロングランです
勿論サイズオーダーや色のオーダーなど細やかな対応も可能です。
天然木デスクの機能性
どんなに上質でセンスが良いものでも、機能性がないと使いにくいという方も多くいらっしゃいます。
きくやの天然木デスクは、機能性もいたってシンプル。
想像してみて下さい。
デスクを使う時に一番重要なもの、それは平らで大きな天板ではないでしょうか?
下の画像のように、引出しの付いていないタイプは、成長しても膝が当たらない、脚が組みやすいなど、機能性重視なお父さんに人気の型だったりします。
それと裏ワザですが、このように対面で椅子をセットすると一人暮らしをした際のテーブル代わりにも使用できます。ダイニングにあったら素敵なダイニングテーブルに見えますよね。
また、脚をカットするとローテーブルにと、シーンが変わっても身の回りで使う台としてお子様と共に成長していくデスクです。
もちろん、脚の切断加工もきくやで対応可能です。
良い状態を長持ちさせるために
「天然木の家具はお手入れが大変そう」「一生ものなんて汚れや傷がついたらショック」という声が聞こえてきそうです。
僕も長く使っていただきたいので、長持ちさせるためのポイントをご紹介しましょう。
使うときの工夫
といっても、基本的には日常で何もする必要はありません。
しっかり使い込んでしっかり汚して頂くことが愛着に繋がりますし、作った私たちも嬉しいです。
ケアの方法
年に1回程度、亜麻仁油や椿油などを布に含ませて拭いていただくことで保湿と防汚ができ、きれいな状態を保てます。
大掃除のタイミングなどに、1年を振り返りながらお手入れする時間も愛おしいものですよ。
天然木デスクの経年変化ときくやの対応
上質なデスクとはいえ、当然使っているうちに経年変化や目立つ汚れもついてきます。そうなってからが天然木デスクの本領発揮です。
天然木は磨削り直しを行うことで、新品のような姿にすることができます。
実際に、今から10年前にお買い上げいただいたデスク2台を、ご新築完成のタイミングに合わせて磨き替えをした時の画像です。
こんなに汚れていたデスクが研磨をすることで・・・。
じゃじゃーん、ご覧の通りさっきの汚れはどこに行ったの?というくらい新品同様のデスクになりました。あとは塗装をするだけ。
その前に感動的ともいえる磨き替えの過程を少しだけお見せしましょう。
天然木デスクの磨き替えの流れ
まずは、しっかり研磨して汚れを落とします。
せっかくお祝いで買ってもらったデスク。
せっかく100年かけて育った木。
私たちはどちらの想いも無駄にしたくありません。
100年後も、その先だって使えるように作ることが使命だと思っています。
天然木デスクのインテリア事例
きくやで天然木デスクをご購入いただいた方に、実際のインテリアを教えていただきました。
子ども部屋
木は時間が経つと色合いが変化して味わい深くなってきます。
5歳離れた兄弟のお部屋に納品しましたが新しいものと比べると飴色になってきていますね。
メーカーにありがちな、同じ机が欲しいけど廃番になってしまって手に入らないという事も手作りなら何年たっても同じものをお作り出来ます。
デスク→ドレッサーとして
現在20歳を超えた(14年以上前にお買い上げいただいた)方のお部屋に別の家具を納品した際の使用例です。
女の子らしいピアノ型のデスクをドレッサーとして活用して頂いてます。
そう、長く使えるデザインとは用途を変えても活用できるって意味も入ってるんです。
書斎
片袖机のオーダーでお買い上げいただいたのは、60代の方。昔懐かしい雰囲気は、濃いめの塗装でヴィンテージ感を出しています。
「将来は孫か曾孫に譲ってあげたい」と仰っていました。お任せください!
使い方のご提案「家族と一緒に変化する家具」
まずは目の届くリビングで兄弟仲良く並んでお勉強をさせたい!
そんなお客様からのオーダー事例です。
子供さんが大きくなったらそのままリビングのパソコンカウンターにしてお父さんが使います(笑)
結婚の記念に2人のダイニングテーブルとして、家族が増えたら子どもの学習机に
記事中の機能性紹介でも登場したこの机の様なシンプルな4本脚デスク。
デスクからダイニングテーブル、とは逆の使い方ももちろん可能でダイニングテーブルとして購入して、お子さんが大きくなったらデスクとして使用できます。
アパートから戸建に引っ越す際などに、お子さんに差し上げる事で余分な出費も削減できますね。
小学校入学から使い始めて大学生まで同じ机で勉強をしたい(させたい)
まずはあなたが「今貰っても嬉しい(使える)物を探す」ことが最重要です。
そうすればきっとお子さんは大きくなっても使ってくれます。
「子どもの今」を優先すると「使わなくてはいけない時に使えない」物になる可能性が出てしまいます。
お子さんの成長を祝ってお買い上げいただくものですから、ずっと隣で一緒に成長していく机をお贈りしてあげたいですね。
僕が全ての想いに全力でお応えします!
「手作り家具工房きくや」店舗情報
手作り家具工房きくや
所在地:山口県下松市南花岡1丁目3番12号
電話番号:0833-45-2709
営業時間:10:00 – 18:00
※当日の15時までにご連絡いただければ、営業時間後(夜間)のお打ち合わせも可能です。
定休日:無し
駐車場:10台以上
HP:自然工房きくやホームページ
instagram:kikuyakagu