赤十字で働きたい!世界に興味がある同級生にインタビュー2

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こんにちは。

世界周遊ライターのひなまなです。

前回に引き続き、世界に興味のある同級生を取材してきました。

今回は華陵高校3年の瀬戸さんです。

川﨑くんとは少し違う形で世界と関わろうとしています。

今まで知らなかった話がたくさん聞け、私自身も視野が広がった取材でした。

夢を話す人の姿は、やはり魅力的でした。

目次

瀬戸さんってどんな人?

プロフィール

📌瀬戸香織(せとかおり)

📌18歳

📌華陵高校3年生

📌バドミントン部

瀬戸さんの夢は?

数ある職業の中で、瀬戸さんが選んだのはどの職業でしょうか。

また、世界とどのように関わっていくのでしょうか。

瀬戸
夢は看護師になること。でも保健師の資格も取りたいから、両方の資格を取れる大学に進学するつもり。

4年間のうちに2つも資格を取ることは容易ではないはず。

なぜ2つの資格を取ろうと決めたのでしょうか。理由を聞きました。

瀬戸
看護師になって国際的に働きたいから。

発展途上国で子供たちの支援をしたい。十分な支援をするには看護師と保健師のどちらの資格も必要。

赤十字。聞いたことはあるけど、具体的な仕事内容が思いつきませんでした。

どんなことをするために発展途上国に行くのか、更に具体的に聞いてみました。

瀬戸
看護師としては、医師が発展途上国の子どもたちの病気を治療するのをサポートしに行く。

ただ、途上国には満足な数の病院があるわけではない。もちろん設備も十分に整っているとは言えない。

病気を治療することはもちろん大切。でも、病気の予防法や病気にかかりにくい生活の仕方を伝えないと、病気の根絶には繋がらない。

保健師資格を持っていれば病気にかからないための知識を伝えられる。

治療+αで知識も伝えることが、途上国の暮らしの改善に繋がるのではないか。

そこまで深く考えていることに、ただただ凄いと思うばかりでした。

自分が学んだ知識を伝え、それが誰かの役に立つってものすごく嬉しいことですよね。

なぜ国際的に働きたいの?

私も、世界一周を決断するまでは医療系の学部への進学を考えていました。

医療といっても色々な分野があります。どんな分野が自分に合っているか考えたつもりでしたが、国際的に働くという道は知りませんでした。

なぜ”世界”で働きたいのでしょうか。

瀬戸
ひとつは母が看護師をしているから。小さい頃から母の姿を見てきて、人を助けられる仕事っていいなあという思いがずっとある。

もうひとつは、高校で英語科に入って国際問題を学び、医療が行き届いていない人たちのことや途上国の人たちの生活を知った。

元々英語に興味があったので、英語を活かして人を助けられる仕事をしたいと思うようになった。

ひな
「英語を話すことが好き、得意じゃないけどね。笑」って言ってたもんね。
瀬戸
うん。今も好き、得意じゃないけど。笑

医療に携わればどの人にとっても一番大切である、”生きること”を助けられる。

ひな
確かに。生きてないと何も始まらないもんね。
瀬戸
うん。色々な国で生きることを助けたい。

誰かの一生に関わって、それを支えることができる。誰もができる経験ではありません。

生きることを助けたい、同級生の口から出てくる言葉だとは思えませんでした。

いつ海外に行くの?

日本でも医療従事者として、国際的に活動したい人のために設立された大学が増えています。

日本で習得した知識や技術を外国でも活用するために、海外研修に行ったり赤十字ボランティアをしたりするそうです。

瀬戸さんは、

「一度看護資格を取得してから働き手として経験を積みに海外の赤十字に行くのも、大学の教授を通して海外のプログラムに研修で行くのも経験してみたい。」と話していました。

働きたい国は?

赤十字は世界各国で活動しています。

その中でもどの国に関心を寄せているのかを聞いてみました。

瀬戸
支援したい国はフィリピンかな。発展が遅れてて医療の知識も設備も行き届いていないから。
ひな
確かに、発展が進んでいないイメージはある。
瀬戸
関心があるのはバングラデシュ。

途上国では、子どもが生まれすぎて出生届を出せていない。貧しくて育てられないから。

出生届を出していない子どもたちは医療が受けられないし、ワクチンも打つことができない。生まれてきても医療や教育を受けられずに、家族を支えるためだけに働くことになる。

そういう子供たちを救うために、バングラデシュでは指紋認証システムを使って戸籍を管理する最先端の医療システムが来年から導入される予定らしい。

指紋を使って戸籍を管理するからお金もかからないし、誰がどのワクチンを受けたかとかいう情報がデータで管理できるようになる。

ひな
めちゃくちゃ画期的やね。
瀬戸
そう。

そのシステムは、すべての子どもたちに医療を行き渡すことを目的としてる。

しかもそのプログラムを開発したのが日本のNECっていう電気会社で。そういうシステムにも興味がある。

今、NECが開発したシステムが話題になっているらしいです。

全く知りませんでした。日本の会社が関わっていると聞くと、世界のことでも身近に感じられます。

今回この取材を通して、知らなかった世界の医療のことを沢山知ることができました。普段生活していて、海外の医療について触れることはあまり多くありません。

この職業を選んだ決め手が気になったので聞いてみました。

夢の決め手

瀬戸
英語を学びたい、使いたいっていうことをずっといちばんに思っていて、高校生になって国際文化に触れて日本と世界の架け橋になりたいという漠然とした夢を持っていた。

どんな職業についたら架け橋になれるだろう、どうやったら途上国の子どもたちを支援できるだろうと考えた時、医療と教育の分野が浮かんだ。

母の影響もあるし、自分の性格を考えた時に向いているのは医療なんじゃないかと。

自分が英語をマスターして人に文法を教えることよりも、英語で話したりコミュニケーションをとったりすることが好きだから余計に医療が良いんじゃないかなと思った。

元々NGOとか海外青年協力隊とか国境なき医師団とかに興味があって、華陵高校を選んだから。

見つけました、川﨑くんとの共通点。目的を持って高校に入っていること。

私にはできなかったから尊敬します。

沢山話を聞いて、瀬戸さんの夢を叶えたいという思いの強さや、夢に向かう姿勢に驚かされました。

最後に

瀬戸さんが話す言葉は、一つひとつに重みがありました。

だからこそ私も聞き逃すことがないように一生懸命話を聞きました。

その中でも印象に残っている言葉があります。

途上国で生まれた子どもたちを、生まれた数のまま大人にする。そのための医療を発展させたい。

瀬戸さんの話を聞いて、医療に携わる人のあるべき姿を見たような気がします。

私はまだ携わった経験がないけれど、瀬戸さんだったら瀬戸さんが思い描く理想の未来が実現できるのではないかと思えました。

小学校から知ってる友達が、こんな素敵な夢を持って頑張っているということを知ることができて本当に良かったです。

瀬戸ちゃん、取材させてくれてありがとう。

聞けて良かったって思える話ばかり聞けて、友達として誇らしいよ。

次会うときは、私も負けないくらい素敵な夢を見つけとくね。

お互い頑張ろう!めちゃくちゃ応援してます。

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この記事を書いた人

私たちは、山口県立徳山高等学校3年3組の女子高生2人組です。高校を休学して世界一周することを決意しました。
名付けて‟世界一周JK”!! 私たちが世界一周中にしたいこと大きく言うと「日本と世界をつなげる」(でかすぎ)
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