女子ハンドボールチーム YMGUTS 地域密着型スポーツの魅力に迫る

山口銀行YMGUTS

女子ハンドボールチーム YMGUTSって知ってる?

YMGUTS集合写真

平均年齢22.3才からなる女子ハンドボールチーム YMGUTS(ワイエムガッツ)。

拠点を山口県周南市に置くこのチーム、選手全員が山口県出身であり、地元で働く社会人です。

山口県はハンドボールの強豪校揃い

中国地方は、ハンドボールの強豪校が各県に存在しています。

中でも山口県岩国市の岩国工業高校は、インターハイを2度優勝している超強豪です。

また、岩国商業高等学校・華陵高等学校・高水高等学校・徳山高等学校などインターハイ出場歴のある高校が多数あるんです。

YMGUTSが誕生した理由

ハンドボールの強豪校が多く、キッズチームの育成も行っている山口県ですが、YMGUTSが誕生するまでは高校卒業後に女子選手が地元で競技を継続する場がかなり限られていました。

山口県内では、ハンドボールに力を入れている大学や実業団受け入れをしている企業がなかったのです。

ハンドボールを続けるために、他県の企業や大学に進学する選手たちがいる一方で、続けることを諦める選手も多くいたそうです。

YMGUTS記者会見時画像

2018年5月のYMGUTSお披露目式の際の1枚。山口銀行さんからご提供いただきました。

そんな状況を変えたのが、山口銀行のクラブチームとして発足したYMGUTS(ワイエムガッツ)。

前身であるハンドボールクラブチーム「徳山クラブ」から女子チームが独立し、YMGUTSとなりました。

地元企業で働きながらハンドボールを続けられる環境ができたことで、選手が地元で活躍しやすくなりました。

YMGUTS所属選手の紹介

YMGUTS選手一覧

きらきらした明るい笑顔がキュートな選手たち※選手の写真は山口銀行さんから提供いただきました。ありがとうございます^^

やない
女子ハンドボール、小中高プレーヤーに向けてアドバイスをお願いします!

 

野村歩美選手
GK(キーパー)野村 歩美選手
周南市出身
「個性を探そう!自分は足が速いのか、肩が強いのか、チームのムードメイカーとか、個性を大切に突き進んでほしいです。」

山根 瑠美選手
PV(ポスト)山根 瑠美選手
下松市出身
「後で後悔しないために今を全力に!」

田丸 有沙選手
LW(左サイド)八田 有沙選手
下松市出身
「辛い練習を乗り越え試合で勝てたとき、最高な気分になります!自分に負けず、仲間と励ましあってがんばってください!」

山根 沙恵選手
CB(センター)山根 沙恵選手
下松市出身
「日々の練習を大切にし、最高のパフォーマンスができるように頑張ってください。」

石井 萌子選手
RW(右サイド)石井 萌子選手
下松市出身
「仲間と監督を信じ、それぞれの夢や目標に向かって頑張ってください!」

竹本 千紘選手
RB(右45)竹本 千紘選手
下松市出身
「きつい時こそ仲間との声かけを忘れす、頑張ってください。」

田丸 奈々選手
RW(右サイド)田丸 奈々選手
下松市出身
「目標は高く、今ある環境に感謝し、全力で頑張って下さい。」

岡田 あずさ選手
CB(センター)岡田 あずさ選手
周南市出身
「挑戦する気持ちと行動力さえあれば、なんだってできます。一緒に頑張りましょう。」

梅岡 未来選手
PV(ポスト)梅岡 未来選手
下松市出身
「今頑張った経験が一生の宝物になります。悔いの残らないように精一杯頑張ってください。」

佐藤 麻奈選手
LB(左45)佐藤 麻奈選手
周南市出身
「日々の練習できつい時や嫌になる時はあると思いますが、その練習を乗り越えたら必ず結果はついてくるはずだし自分の精神面なども強くなれると思います!何事もチームのみんなで協力し励ましあいながら頑張って下さい!」

野瀬夏希選手
LW(左サイド)野瀬 夏希選手
周南市出身
「日々の練習がきつい時もあると思いますが、今できることを一生懸命頑張って下さい。」

大森 香澄選手
GK(キーパー)大森 香澄選手
下松市出身
「目標に向かってコツコツと頑張って下さい!そして、美味しいものを食べてしっかりとリフレッシュしてください。」

塩川 奈那選手
RB(右45)塩川 奈那選手
下松市出身
「高い目標を持ちチーム内で競い合いながら成長していけるように精一杯頑張って下さい。」

野村歩美選手
RB(右45)石丸 優里菜選手
周南市出身
「今の時間を大切に、夢に向かって頑張って下さい!!」

活動拠点やスケジュール

徳山高校体育館
企業のクラブチームとはいえ、日中働いている選手たちは平日の19時半以降が練習の時間です。
 
新南陽にあるの日新製鋼体育館では、月・土曜日
徳山高校体育館では、木曜日
 
と週3日の練習を続けています。
 
地域の協力もあり、練習環境は整っているものの日中の仕事の後で体力は限られます。
それでも、そこはさすが強豪高校出身者たちの集まり。
 
楽しむだけじゃなく、勝ちにこだわり集中して練習を行います。
 

女子ハンドボールの世界とは?現役選手にインタビュー

やない
木曜の19時半、徳山高校に集まってきたYMGUTSの選手を直撃!

野球やサッカーに比べると、テレビなどで観る機会の少ないハンドボール。選手たちはハンドボールの世界をどう考えているのでしょうか。

さらに女性のスポーツ選手となれば、出産や育児など競技を続けること自体難しい場面もあります。

チームを代表して、キャプテンの山根瑠美選手と八田(旧姓:田丸)有沙選手にYMGUTSの所属選手の想いを、伺いました。

ハンドボールを始めたきっかけ

練習をみるキャプテンと副キャプテン

 

やない
お二人がハンドボールを始めたのは何歳のときですか?

山根キャプテン:
私は、小学校4年生のときに、リトルガッツに連れていかれたのがきっかけでした。父がハンドボールの監督をしていたので、その影響ですね。笑

八田副キャプテン:
私は中学校の部活動から始めました。幼馴染の子のお父さんがハンドボールをしていたこともあって、

「ハンドボールやってみんか?」

って誘われて。軽い気持ちで始めました。

やない
お二人とも周りにハンドボールをしている方がいたからなんとなく始めたというのが最初ですね。
やない
YMGUTSのメンバーは地元が同じで年齢も近いですよね。子供のころから一緒にプレーをしてきた方もいるのでは?

八田副キャプテン:
ほとんどの選手がそうですね。小中学校からハンドボールをしているので対戦したり一緒のチームでプレーしたりもあります。

山根キャプテン:
YMGUTSは、山口県内のハンドボール強豪校といわれる「高水・華陵・岩国商業」の3校出身者で構成されているんです。

やない
すごいですね。そうなると気になるのが…高校時代からの先輩後輩関係のまま超体育会系ってことはないのでしょうか・・?

山根キャプテン:
私は華陵出身なのですが、全然ないですよ。笑
華陵高校ハンドボール部は、元々仲が良くて上下関係がないんです。

八田副キャプテン:
私は高水出身で、YMGUTSの中では1番上になりますが後輩たちは自由です。笑
練習の厳しさはあるけど、変な上下関係はないですね。

やない
YMGUTSは仲が良いと聞いていますが、学生のときの環境も影響していそうですね
やない
なんとなく始めたハンドボールだけど、今も続けている主な理由はなんでしょう?

山根キャプテン:
気が付いたらハンドボール以外のことをしていなかったということもありますが、ハンドボール楽しいんです。

八田副キャプテン:
うん、本当に楽しい!

女子ハンドボールの魅力

キャプテンと副キャプテンの会話
やない
プレイヤーとしてはとても楽しいということですが、ハンドボールの良さを教えてください

八田副キャプテン:
観る側としては、普段おっとりしているような
「本当にハンドやってるんじゃろうか・・・?」
って子が試合になると闘争心むき出しでプレイしているところが見れるのでギャップが面白い!笑

やない
YMGUTSは実際に小柄で女性らしい方が多くて驚きました!

山根キャプテン:
ハンドボールも他のスポーツ同様、体格は良いほうが強いことに変わりはないのですが、工夫のしようはあるかもしれません。
頭も使うスポーツなので、自分の得意なスタイルを見つけることが大事ですね。

やない
ハンドボールは試合運びがスピーディーで点数の取り合いが派手なところも見どころのひとつですよね

八田副キャプテン:
入るときは・・・笑 そうですね。
他の球技に比べると、動きの自由度が高いことが理由かなと思います。

やない
自由度が高い、ということはやはり戦略性が強い?

山根キャプテン:
そうなんです。手で持って投げれるし、飛べるし、動き方の幅がありますからね。

やない
派手な動きと点数獲得シーンの多さで、観ているほうは自然と盛り上がっちゃいますね。

山根キャプテン:
接触プレーなど激しさはあるけども、それをかわして1点を獲っていくことが難しくもあり喜びも大きい。

やない
攻略性もあるんですね。

八田副キャプテン:
かなりあります。
「こうだから強い」というのがあまりなくて、各選手の個性を活かせるスポーツですね。

山根キャプテン:
男子ハンドボールのパワーやスピードには負けますが、プレーをするのも観るのもやっぱり面白いですよ。

ハンドボール女子あるある教えて

YMGUTS準備風景
やない
スポーツ女子ならではの悩みとかないですか?

山根キャプテン:
学校にもよるんだけど、高水は厳しいところがあって・・・。

八田副キャプテン:
ショートカットにしなきゃいけないとか。

やない
野球部の坊主的な?

八田副キャプテン:
そうそう。笑
だから卒業してハンドボールを辞めると、めっちゃ女子になるとかあります。

山根キャプテン:
まず髪伸ばしますね。笑

八田副キャプテン:
でもノースリーブとか着れないんですよ。腕は出せない。
肩をすごく使うスポーツなので、肩幅がめっちゃ広くなります。ごっつくなる!笑

山根キャプテン:
肩や腕ががっちりしているのは強いプレーに繋がるんですけどね。

やない
普段の生活で癖がでることはないですか?

八田副キャプテン:
生活では思い当たらないけど、バスケットボールでよくトラベリングしていました。笑
ボールを持って歩ける歩数が、ハンドボールは3歩なんです。

山根キャプテン:
バスケットボールは2歩までだから、反則になる。
たしかにこれはあるあるかも!

やない
全国のハンドボール選手が共感しているかもしれませんね。笑

YMGUTSへの想い

YMGUTS選手集合写真

集合写真で和気あいあいの選手たち

YMGUTS選手集合写真

終始賑やかで明るい笑顔の選手たち

山根キャプテン:
私は大阪の大学に進学してハンドボールを続けていたんですけど、クラブチームの存在があったから地元に帰って就職ができた。

(当時は徳山クラブで、YMGUTSの立ち上げ準備中だった)

すごく有難かったし、嬉しかったですね。

八田副キャプテン:
私は、ハンドボールは続けたかったけど県外の大学に行くほどではなくて…。
地元で就職して続けたいってなったときに、(YMGUTSの前身の)徳山クラブがあったから実現できた。

地元のチームだと、中高と一緒にプレーしていた仲間がいるのは楽しいし、そんな環境をつくってもらえたことには感謝しています。

自分たちのこれまでを踏まえ今後ハンドボール女子選手を目指す後輩へコメント

キャプテン山根さん、副キャプテン八田さん

山根キャプテン:
今思えば、中高生のときに「もっとこうすればよかった」というのが私にはあったから、悔いが残らないように全力で考えてほしい。

ハンドボールはマイナーなスポーツだし、「頑張っても先がない」と思いがちだけど、YMGUTSもできて社会人になっても働きながらプレーできる環境もある。

一生懸命やれば結果は必ずついてくるので、前を向いて頑張ってほしいです。

 

八田副キャプテン:
高校のときは練習がきつくて、本当にしんどかったから辞めたい日も多くて・・・。高1のときとか毎日辞めたくて泣きながら頑張って。笑(高水の練習のキツさは有名とのこと!)

でも、それだけやってるから勝てるんですよね。勝てるから楽しくなる。

目標にしていたインターハイにも出場できて・・・。

くじけずに今やれることを全力で頑張ってほしい。

山口銀行YMGUTS

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