【伝え方が9割】いま話題のコーチングってどんなメリットがあるの?何をするの?

2020スペシャルサポーター

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箭内 奈津美
Tokuyamap編集長3年目突入!横浜出身・東京育ちの都会っ子ですが脱東京を目論み、徳山に移住をしてみました。得意分野はwebマーケとEC通販というバリバリのIT女子です。 地元者とは違う目線で街の魅力を見つけていきます。

働き方に変化があったり、SNSが普及する現代ではコミュニケーション能力」を求められる場面が増えてきています。

この記事では、コミュニケーションスキルがUPすると話題の「コーチング」について、ライフコーチの弘中里佳さんに特徴やメリットを教えてもらいました。

コーチングとは?

あなたは「コーチング」と聞いてどんなことを想像しますか?まずはコーチングの基本を教えてもらいます。

コーチングって簡単にいうとなんですか?

コーチングとは、個人が自分の望むゴールに向かうために、自分が望む方法とツールを使ってたどり着くまでの会話の過程 です。

弘中さん
「あそこに行きたい」っていう目標は持ってるけど、どうやって行ったらいいの?という悩みに対して自分自身が持っている答えに気づかせるのがコーチングなんです
箭内
自分の中の答えに気づかせるのがコーチングなんですね
弘中さん
はい、できるだけ「はっ」とする体験ができるように向き合います
コーチングを簡単にいうと?
自問自答して最適な答えに気づく技術

あまり聞きなれないけど一般的なものですか?

コーチングという言葉自体、筆者はなんとなく聞いたことがあるかなという程度でした。

”コーチ”とつくのでなんとなく野球やサッカーのコーチを連想するのですが、コーチングって一般的に知られている技術なんですか?

弘中さん
コーチングの発祥には色々な説があるのですが、私が支持しているのはアメリカのテニスコーチ説です

アメリカに、本人の腕前以上にテニスを教えるのが上手な人がいました。誰に教わるでもなくネイティブで(生まれ持って)教えるのが上手であることが注目されて、その人のコミュニケーション術が棚卸しされました。その結果、教え方のコツが解明され、コーチングとして整理されたのです。

弘中さん
想像されるとおり、始まりはスポーツですがそのうち「ビジネスにも活用できるのでは?」「私生活でも役立つのでは?」とアメリカで広範囲に活用されるようになってライフコーチと呼ばれるようになりました。
箭内
それが日本でも広がったんですね
弘中さん
そうですね。ただし、日本で知られるようになったときは最初からコーチングが体系立てられていたので「ビジネス系」「学校教育系」「ライフ系」などがあって混乱の元になっているように感じます。

コーチングのスキル自体は、なんにでも活用できるので難しく考える必要はありません。

なぜコミュニケーションスキルがUPするの?

弘中さん
「なぜあの人はああやって答えるんだろう?」のハテナが分かるようになるからです

会話をする中で、相手に対して

「なんでそんなこと言うんだろう」
「そんなこと言わなくてもいいのに」

など感じたことがないですか?

コーチングを取得すると、その疑問が解消できる技術が身につき

「だからそう言うんだな」
「そういわれても自分はこうだから大丈夫だな」

と対応することができるようになります。

コーチングを受けるメリット・デメリットは?

コミュニケーションスキルがUPするなら良いことばかりのように感じますが、注意点もあるようです。

コーチングを受けるメリット

弘中さん
自分の中にあるアイデアや可能性を、最適に引き出せるようになります

人とパソコンは似ていて、「この中(自分の中)データ(答え)はあるんだけど、プリントアウト(気づき)しないと見えない」ことが多いのです。

コミュニケーションは、相手に伝えるということだけれど同時にその声を自分で聞くという意味もあって、話しながら「(あれ?違うな?)」とか気づいたりするんです。

それをやりながら自分の思考を整理するんですよね

弘中さん
コーチングの際にたくさん話を聞くのですが、私が大事にしているのはお客さんが「話しながら気づいたんですけど」というキーワードを発すること。
箭内
それすごく共感です!会議などで盛り上がると「今話してて思ったんだけど」とか言いますね!!
弘中さん
そうなんです。この気づきを起こすのがコーチングの醍醐味で、本当はみんな気づきたくてモヤモヤしてるんです。納得できない、とか根深い悩みを自分で発見できるように伴走します
POINT

「いま話してて気づいたんですけど…」は根気強く話を聞かないと中々でないワードなので、我慢するのもコーチングのスキルです。

コーチングを受けるデメリット

弘中さん
「この人に頼れば私を変えてくれるかもしれない」という依存状態を作ってしまう可能性があります

コーチングを行うコーチからすると、相談者であるクライアントは可愛い存在なので面倒を見すぎてしまうことがあるのですが、本当は目標に達成したらコーチが相談者を手放すのが理想的です。

コーチングのゴールは自走状態(自立)なので、その状態なのにコーチが離れないのは良くないと考えられます。

箭内
そうすると、コーチングのビジネスはお客さんと長期的なお付き合いができないのでしょうか?
弘中さん
そんなことはないですよ。別の目標を立てたり、使い方を変えることで長期的な伴走になることもあります。

場合によっては…

コーチングを受けたい方の中には「パーソナルトレーナー」のように叱咤激励してほしいというオーダーがあります。このオーダー自体は問題ないですが、コーチがいて当然という状況になるので、自走に繋がりにくいそうです。

箭内
ビジネスパートナーや顧問として依頼するならアリですね
弘中さん
そうですね、私のようなライフコーチの使い方は幅広いので、ご自身に合っていれば問題ないです。

また、「目標が実はそこじゃなかったことに気づく」「自分の本当の悩みに気づいて苦しくなる」ということも起こりうるそうで・・・。

箭内
結婚したい!が目標じゃなくて仕事を辞めたい(養ってほしい)が目標だった、みたいな?
弘中さん
そういうことです。(笑)気づいて良かった、となれば良いですが落ち込むこともあり得ますからね。現実を突きつけてしまうことになるので場合によっては・・・ですかね

コーチングが役立つ場面が知りたい!

ここからは、具体的にコーチングがどんなシーンで役立つか教えていただきます。

職場

弘中さん
マネジャー用のコーチング本が多くあるように、ビジネスでのコーチング活用は組織づくりで活用されています
箭内
部下に対してコーチングを行うのは効果的そうですね。気づきを与えて成長に繋がりそう!逆に経営者はコーチングを活用できるのでしょうか?
弘中さん
名だたる経営者の方はコーチを顧問などでつけていると思われます。コーチの力は「質問力」なんです。

人は、自問自答をしますが「自分でできる質問」以外の質問をできないと新しい発想は出てきません。思いもよらない質問をされたときに、『はっ』として脳は答えを探し始めます

この『はっ』とする感じを経営者を求めているので、自分とは正反対のタイプのコーチをつけたりします。

弘中さん
経営経験のある経営者があえて若いコーチをつけて刺激を求めることもありますよ

家庭

箭内
家族間でもコーチングは役に立ちそうですね
弘中さん
そういったコーチングの本もありますが、私の考えは「ハードルが高い」です。家族の間でコーチングを行うと解決の前に腹が立っちゃいます。笑

コーチは、対等の立場であるべきですが家族で行うと中々難しいので、「セルフコーチング」がおすすめです。

箭内
海外では夫婦カウンセリングが一般的ですが、コーチングはそのような使われ方はしないのですか?
弘中さん
求められることは多いですね。ただ、カウンセリングとコーチングは役割が違うので使い方も違うですよ。
  • カウンセリング→倒れた人を起こす
  • コンサルタント→答えをもって導く
  • コーチング→問答しながら伴走する

例えば、夫婦でカウンセリングを受けたいときは関係がうまくいっていないことが多いと思います。コーチングの場合「前向きに変わりたい」という気持ちがあることが前提なので、夫婦仲修復を目的にするならやっぱり最初はカウンセリングがお薦めです。

一方子育てでは、自分の子どもに対して頭ごなしに叱ってしまうことを我慢するのは難しいですよね。コーチングでは、子どもは別人格だいうことを受け入れなければいけないのですが、それは「冷たい」と感じる方もいらっしゃいます。

夫婦でも親子でも、距離感が近く、切れない関係であり、自分自身の非を認めなければいけないことに気づくこともあるので、活用としてはかなり上級者向けです。

弘中さん
よくも悪くも気づきを与えるのがコーチングです。なぜかわからないけど上手くいかないときなど相談してもらうと良いかもしれません

学校

中高生など若い方も、コーチングを活用できる場面はあるのでしょうか?

弘中さん
コーチングのスキルの中に「あなたがどの感覚を使って学んでいるか癖があるのを知っていますか?」というものがあります
  1. 講義を聞く
  2. 絵や図を使う
  3. 文章で説明
  4. 複合型
  5. 肌感覚(やってみないと分からない)
自分のベストな勉強方法を身に着けていないだけで、勉強ができないわけではない、ということに気づけたりすることがあります。

弘中さん
子どもは「なんか変」と思っても中々言い出せないので、親や先生が気づいてあげられると良いですね
箭内
この記事を学生の方が見て、悩んでいたら相談してほしいですね

友人関係

コミュニケーション術、となると一番身近に活用できそうなのが「友人関係」です。

箭内
例えば、「友達ができないのが悩み」とかは解決できるんですか?
弘中さん
そういう場合は「そもそもあなたにとって友達ってなんですか?」というところから始めたりします。偏った考え方になっていることもあるので「本当に友達は必要なのか?」という問答をしてみたり
箭内
コーチングのイメージがだんだん湧いてきました。仲の良い友達だけど言いたいことが言えない、なども悩みとしては多そうです
弘中さん
それは、コーチングスキルの中に定型のものがあるので「ちょっと勉強してみない?」と提案したいですね
箭内
まさにコーチングで解決できる、ということですね。色々相談したくなってきました!笑

友達は、付き合うのも離れるのも「自分の選択」なのでコーチングで気づきを得ることで自分らしい人付き合いをすることができます。

コーチングが特に効果的なタイプの人って?

弘中さん
ズバリ、「変わりたい」と思っている人です。
一番もったいないパターンは、「会社の上司に言われたから来ました」という方です。自発的、内発的に解決を願うことが前提で、本人がやる気にならないと効果的ではありません。

コーチングは自分の考えを引き出す力

箭内
インタビューなのに、私がコーチングを受けているようでとても楽しかったです

自分にとってはものすごい悩みで、考えても考えても答えが出ないことってありますよね。人に相談しても中々解決に繋がらない、というときはコーチングを試してみてください。

弘中コーチの優しい問答で、『ハッ』とする答えに導かれるかもしれません。

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