世界で戦う格闘家!網本規久さんインタビュー

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全日本大会3連覇中!世界大会にも出場!

総合格闘技RIZINにも出場!

周南に世界レベルで戦う格闘家がいます。

格闘家の網本さんに周南で世界レベルで戦うことや

皆さんに向けたアドバイスを聞いてきました。

網本さんへの動画インタビューはこちら

全日本大会3連覇中!世界レベルの格闘家!

こんにちは!Tokuyamap編集部の足達です。

今回は格闘家の網本規久さんにインタビューをしてきました。

私と同じ周南地域に住んでいるのに、世界レベルで戦うだなんて

一体どうやったら、そんなすごいことが出来るのか…。

網本さんに、ハイレベルで戦う秘訣を聞いてきました!

 

プロフィール

網本規久さん

1982年12月26日生まれ

山口県周南市出身

テコンドーで全日本選手権大会優勝、世界大会に出場。キックボクシングではISSHIN-KICKライト級初代王座、GRADIATORキックライト級王座、GRADIATORキックミドル級王座などの実績を持つ。総合格闘技RIZINにも出場。

格闘技のバックボーンはテコンドーですが、様々な競技で華々しい実績を持つ、世界レベルで戦う格闘家です。

 

テコンドーとは

足達
テコンドーってどういう格闘技なんですか?

網本さん
テコンドーは足技がメインの立ち技格闘技です。WTFというオリンピック出場を目指す選手が所属する団体とITFという実戦系の2団体あります。その中で私はITFに所属しています。

足達
韓国が発祥の格闘技なんですよね。やはり盛んなのは韓国なんですか?

網本さん
いえ、選手が多いのは韓国だけでなくロシア、北朝鮮…最近はブルガリアも盛んになってきていますね。

足達
なるほど。では強豪国となると、どこなのでしょう?

網本さん
北朝鮮、ロシア、ブルガリア、このあたりの国が強いです。最近はヨーロッパ勢が上がってきてますね。

テコンドーは日本での盛り上がりはどうでしょうか?
網本さん
最近テコンドーの選手が総合格闘技とか海外で活躍しているので、今までより結構知られてきてるかなと思います。

総合格闘技RIZINに出場

足達
RIZINに出場されてるんですよね。格闘技に詳しくない私でも大晦日にやってたりして名前を聞いたことがあるので、これってすごいことなのではと思うのですが。

網本さん
はい。まあ私の場合は運がよかったんです。私がキックボクシングもやっているので、キックボクシングの方でチャンピオンになっていたこともあって、毛利道場の方に声をかけていただいてRIZINに出場という流れなので。本当縁があってという感じです。毛利道場のおかげでチャンピオンにもなれましたし、RIZINにも出場できました。

足達
数少ない格闘技チャンピオンの中でも、また一握りの人しか出られないんですよね?

網本さん
そうですね。私がキックボクシングで派手な勝ち方をしていたというのもあって声がかかったのかもしれないです。テコンドーもやっているおかげで華がある戦い方をすると見てもらえてるのかもしれませんね。

RIZINは総合格闘技ということで普段と戦い方が変わったりしますか。
網本さん
いえ、相手選手との距離的なものはテコンドーと似ているのであまり変わらないですね。

試合中に考えていること

世界レベルで戦っている網本さんですが、強い相手との戦いは怖くないですか?
網本さん
怖いというのはあまりないです。試合中はアドレナリンが出てますしね。試合前にドキドキするのはありますけど。
怖いドキドキでないとすると、どういうドキドキなんでしょう。
網本さん
相手が怖いとかでなく、いろんなプレッシャーですよね。テコンドーだと全日本三連覇してるんですけど、毎回負けたくない、優勝したいってドキドキしてます。

全日本選手権大会ライバルとの決勝戦に勝って優勝した瞬間

私は学生時代に、部活でラグビーをやっていたんですけど、試合前怖かったり緊張していても、試合が始まって一発タックルをくらうともう興奮して恐怖も痛みも感じなくなるんです。格闘家の方もそんな感じでしょうか。
網本さん
いや、逆に一発もらったときに冷静にならないと勝てないので、もらったから気持ちが熱くなるということはないですね。そこで熱くなるとペースが崩れるので、気持ちはカッカしてるんですけど、冷静に冷静に、という感じで試合をしています。常に平常心ですね。
私からしたらすごく難しいことをされているように聞こえるのですが、どうしたら激しい格闘技の試合中に平常心でいられるのでしょうか。
網本さん
最初のころは、試合ってすごく緊張してましたし、一発もらう度に熱くなってました。でも熱くなったら負けるなというのに気が付いてからは、相手の攻撃をもらって痛いな、頭に来るなって思うけども、抑えて抑えてという感じです。試合を重ねるたびにどんどん身に着けていきましたね。
網本さん
そういう考えでないと相手が何を嫌がってるなとか、相手はこれを警戒してるなとかが分からなくなるので。
試合中はそういったことを考えてるんですか。
網本さん
そうですね。試合ってフェイントの掛け合い、騙しあいなので。相手の攻撃を誘って、相手の動きが狙い通りならそれに合わせて攻撃を出してっていう感じで組み立てていくんです。

格闘家の生活とは

食事制限

格闘家の方って普段どういった生活をされているかイメージが出来ないのですが、普段の生活はどのような感じですか?
網本さん
普段の生活ですか。食事はやたらと気にしますね。油物は食べない、カップラーメンとか食べないというのがありますね。あとコンビニに行くと商品のウラを見て、脂質がいくら、たんぱく質がいくらっていう表示を見たりします。
油物やカップラーメンなどを食べない理由は何ですか
網本さん
脂質が減量のときに一番邪魔なものだからですね。あと食事を気にすると日々のトレーニングのキレが変わるので、より動ける状態で練習すれば効率よく練習できるので食事は気にしています。

トレーニング

トレーニングは毎日やってらっしゃるんですか。
網本さん
そうですね。毎日やってます。みんなとの合同練習があって、それにプラスして自分で走りこんだりします。
格闘技のトレーニングってどういうものなのでしょう。
網本さん
瞬発力が大事なので、体のばねを鍛えるトレーニングが中心です。走り込み、坂道ダッシュ、ジャンプトレーニングなどですね。ウェイトトレーニングもやりますけど補強といった感じです。あとは対人のものなので、一人で強くなるには限界があるので、二人で練習したりっていうのがメインになりますね。

試合当日までの流れ

試合当日までってどういう流れなんですか。
網本さん
一か月くらい前から食事制限を変えますね。お酒は完全に断って、食事メニューを野菜やササミ中心のものに変えます。トレーニングメニューは調整に入っていくので、筋トレとかはしなくなりますね。激しい追い込みのメニューになります。
その一か月はキツいですか。
網本さん
減量があるときはキツイですね。食べたいものが食べれないので。いっつも同じ野菜ばかりで飽きてきます。よく食べるのはきゅうり、これは糖質がないからですね。あとトマト、これは鉄分が豊富なので。こういった野菜ですね。

周南でのトレーニング

周南はトレーニングしやすいところなのでしょうか。
網本さん
練習するときに海も近いですし、山もあるので自重のトレーニングがしやすい場所だなと思います。海では砂浜ダッシュ、山では坂道ダッシュとかロングランなどのトレーニングをしています。都会だと走り込みをしようとしても人とぶつかったりするので、周南はトレーニングしやすいですよ。

網本さんのトレーニングコース

都会のほうが人が多くて、競技が盛んでやりやすいといったことはないですか。
網本さん
いや、周南の方って温かい方が多いので、トレーニングしててもご飯を食べに行っても、「応援してるよ」「頑張ってね」と声をかけてもらえたりするので、そういう面では人的な部分も周南のほうがいいなって思いますね。
施設的な部分はどうでしょうか。
足達
たしかに都会に比べたら少ない方かもしれませんけど、でも全然気にしたことはないですね。最近は新しく施設が出来たりして借りやすくなりましたね。

格闘技を続けるモチベーション

格闘技を続けていく理由は何ですか
網本さん
格闘技が好きだからですね。あとは年齢を言い訳にしたくないんですよ。

競技なので勝敗があるんですけど、ずっと勝ち続けてもプレッシャーがかかるし、ずっと負け続けてもプレッシャーがかかります。勝ち負けは山あり谷ありだと思うんですけど、それが一番楽しいんですよね。勝って喜ぶ、負けて落ち込むっていうのが。負けるからやめるっていう考えは一切ないので、自分が納得するまで年齢関係なくやっていきたいですね。

格闘技が好きになったきっかけは何だったんですか。
網本さん
テレビと会場で見たことですね。テレビで最強の立ち技は何だっていうのをやってたんです。蹴りの威力を確かめていって、テコンドーの後ろ横蹴りが一番だったんです。それを見たときにカッコいいなぁと思って。それともう一つきっかけはK-1を見に行って、魔裟斗選手の試合を見て、そこからカッコいいなぁ、いつかこういうところでやってみたいなぁと思ったんです。
網本さん
そこから努力して、100%ではないですけど自分がなりたいなと思ったものにはなってきたんです。例えばテコンドーを始めて全日本大会出たいなと思って、優勝できました。世界大会出たいなと思って、出場できました。キックボクシングでもチャンピオンになりたいなと思って、ベルトもらいました。K-1もいつかこういう大きい舞台で試合したいなと思って、RIZINという舞台に出れました。別に都会にいるから夢がかなうってわけじゃなくて周南でも夢は叶うんだなって思います。

今周南でスポーツを頑張っている人へ

この記事を読んでいる人でも、例えば今周南でサッカーをやっていて世界レベルを目指したい!って人がいるかもしれないと思うんです。そういった人たちに何かアドバイスはありますか。
網本さん

諦めないことですね。もちろん落ち込むこととか挫折もあると思うんですけど、やっぱり続けることが一番の近道だと思います。

確かに環境を変えたらいろんなことがあると思うんですけど、環境を変えたところでそこの環境でもトップの人がいると思うんです。ではその人は自分よりも強い人がいないっていう状況で、どうやって練習してるかというと、自分で考えて練習してると思うんです。やっぱりどこにいても一緒で諦めずに練習することですね。

網本さん

あとは研究することです。例えば今サッカーで日本代表を目指したいって子が周南にいたらって話がありましたけど、サッカーなら田中達也選手みたいに徳山から日本代表まで行った人がいますよね。チームの練習も大事ですけど、個人での練習が大事になってくると思うので、自分が自分にどこまでやるかですね。

環境を変えた方がいいときもありますけど、気持ちの問題の方が大きいと思います。実際に僕は諦めずにずっとやってきて目標を全部達成してきてるんで、僕にできて他の人にできないわけがないので諦めずに頑張ってほしいですね。

 

終わりに

諦めないこと、研究すること…この二つを心がけることで周南でも世界レベルで戦える選手になれる。

夢のために環境を変えるのではなく、諦めない心があればどこにいても夢をかなえられる。

網本さんからお話を伺って、周南で夢を追いかけ続ける勇気をもらえました。

今、スポーツを頑張っている方は、網本さんからのアドバイスを胸にもっと上のレベルを目指されてはいかがでしょうか。

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